スタッドハウス vs スタッドハウス・ザ・リアル 本物を探せシリーズ2
誰も得しないけど、ハウステンボス好きならやらずにはいられない本物を探せシリーズ第二弾は、スタッドハウスです。
オランダ語はよくわかりませんが、Google Translate を使って調べると、スタッド(stad)はcity または town、ハウス(huis)は house または place。つまり、スタッドハウスは市役所とか町役場とか、そういう意味ってことになりますね。
長年、ハウステンボスのファンなのに、スタッドハウス=ギヤマンミュージアム+結婚式場くらいに思ってました。修行(何の?)が足りません。
本物のゴーダ市のStadhuis の外観はこちら(写真は、Wikimedia Commons公式サイトより、「埋め込み」を利用して転載)。
By Michielverbeek - 投稿者自身による作品, CC 表示-継承 4.0, Link
上からみるとこんな↓感じ。マーケットスクエア(Markt:マルクト)のど真ん中にあります。
By ben.fitzgerald on Flickr - Flickr, CC 表示 2.0, Link
By そらみみ - 投稿者自身による作品, CC 表示-継承 3.0, Link
上からみるとこんな感じ(写真は、Google Map の航空写真を埋め込みを利用して掲載)
上のハウダ市のスタッドハウスと見え方の角度は違いますが、建物の正面が扇型の土地の中心に向いている点など、真剣に模倣した感じが伝わってきます。
ゴーダ市は15世紀から18世紀くらいの間に栄えたり衰退したりを繰り返した港町。地図を眺めると、 ハウエ川(Gouwe)と ホランセ・アイセル川(Hollandse IJssel)の合流地であることが分かります。ここら辺一体、三角州の一部である低湿地帯で、運河が縦横に張り巡らされているこおとがわかります。最も栄えた頃は、ベニスのような水上都市だったのではないかと妄想するのも楽しい。
主要な道の名前の一部になっているマルクト(マーケット)は、ずばり、チーズマーケットのこと。今でもオランダのチーズ生産の60%はゴーダチーズだそうです。
低湿地帯にある港町なので、ペストなどが大発生しやすく、世界的な不景気の打撃も受けやすいため、街の歴史は不運続きです。特に18世紀から19世紀までは、オランダで最も貧乏な都市という汚名を着せられてしまったそうです。現在は、高級化が進み、美しい街並みを取り戻しています。
そして! 重要なことは、ゴーダ市のスタッドハウスはオランダ市で最も歴史あるゴシック建築であるということ。
ゴーダ市の繰り返す発展と衰退、そして、その栄光を取り戻す様を見守ってきたってことですね。この建物をモデルにするなんて、ハウステンボスやるじゃん! って思うのは私だけじゃないはず(ですよね?)。
ハウステンボスのスタッドハウスがある場所は、現在アムステルダムシティと呼ばれていますが、これはHISに経営が移ってしばらく経ってから(2013年3月ごろ)名称を変えたもの。以前、この場所は、ビネンスタッド(Binnenstad)という名称でした。Binnenstadっていうのは英語でいうところのDowntownです。
それでもって、ハウステンボスのスタッドハウスがある広場は、アレキサンダー広場(オランダ語ならAlexanderplein、英語ならAlexander Place )だったのですが、今はアムステルダム広場という名前になっています。
まあ、どっちにしても街の中心ってことは同じよね。
なお、本国オランダには Alexanderplein と名前のつく場所が少なくとも2箇所あり(きっともっとあるけど)、一つはアムステルダムもう一つはデン・ハーグにあるようです。
ゴーダ市のスタッドハウスの公式ホームページはこちら。
ゴーダ市のスタッドハウスで挙げられる結婚式について記載してあるページはこちらです。ちなみに「結婚する」 に相当するオランダ語が「TROUWEN」だそうです。これ探すのも大変でした。フツー知らんがな、知らんよね?
ちなみに、妹もハウステンボスで挙式しました。どのスタイルかはナイショ。
ハウステンボスのウェディングについての公式ホームページはこちら。
スタッドハウスウェディングについて記載してあるページはこちらです。
オランダ語はよくわかりませんが、Google Translate を使って調べると、スタッド(stad)はcity または town、ハウス(huis)は house または place。つまり、スタッドハウスは市役所とか町役場とか、そういう意味ってことになりますね。
長年、ハウステンボスのファンなのに、スタッドハウス=ギヤマンミュージアム+結婚式場くらいに思ってました。修行(何の?)が足りません。
街の中心にあるスタッドハウス
ハウステンボスのスタッドハウスは、街の中心のアムステルダムシティのそのまた中心にあるアムステルダム広場にあります。
ハウステンボスのスタッドハウス内には、ギヤマンミュージアムと結婚式場があり、ギアマンミュージアムは、ハウステンボスの中でも私が一番好きな場所の一つです。
2009年に5月に一旦閉鎖になった時はどうしようかと思ったけど、ギヤマンミュージアム閉鎖だけが問題ではなくて、当時はハウステンボス自体が存続の危機でした。ギアマンミュージアムも復活したし、結婚式場としても再び使われるようになり、たいへんめでたいです。
外観を比べてみる
スタッドハウス・ザ・リアルの外観
オランダ語でいうところのStadhuisは、単に市役所とか町役場とかいう意味なので、オランダ中どころかベルギーにもあるんですが、ハウステンボスにあるスタッドハウスのモデルになったのは、オランダのゴーダ市(Gouda)にあるStadhuisです。ちなみに、ゴーダチーズのゴーダは、このゴーダ市からきてます。あと、オランダ語での発音はゴーダじゃなくて、ハウダです。本物のゴーダ市のStadhuis の外観はこちら(写真は、Wikimedia Commons公式サイトより、「埋め込み」を利用して転載)。
By Michielverbeek - 投稿者自身による作品, CC 表示-継承 4.0, Link
上からみるとこんな↓感じ。マーケットスクエア(Markt:マルクト)のど真ん中にあります。
By ben.fitzgerald on Flickr - Flickr, CC 表示 2.0, Link
ハウステンボスのスタッドハウスの外観
ハウステンボスのスタッドハウスの外観はこちら(写真は、Wikimedia Commons公式サイトより、「埋め込み」を利用して転載)。2つ続けてどうぞ。
By STA3816 - 投稿者自身による作品, CC 表示-継承 3.0, Link
By STA3816 - 投稿者自身による作品, CC 表示-継承 3.0, Link
By そらみみ - 投稿者自身による作品, CC 表示-継承 3.0, Link
上からみるとこんな感じ(写真は、Google Map の航空写真を埋め込みを利用して掲載)
上のハウダ市のスタッドハウスと見え方の角度は違いますが、建物の正面が扇型の土地の中心に向いている点など、真剣に模倣した感じが伝わってきます。
地図を比べてみる
スタッドハウス・ザ・リアルの地図
ゴーダ市のスタッドハウスの地図はこちら(Google Map より埋め込みを利用して掲載)。ゴーダ市は15世紀から18世紀くらいの間に栄えたり衰退したりを繰り返した港町。地図を眺めると、 ハウエ川(Gouwe)と ホランセ・アイセル川(Hollandse IJssel)の合流地であることが分かります。ここら辺一体、三角州の一部である低湿地帯で、運河が縦横に張り巡らされているこおとがわかります。最も栄えた頃は、ベニスのような水上都市だったのではないかと妄想するのも楽しい。
主要な道の名前の一部になっているマルクト(マーケット)は、ずばり、チーズマーケットのこと。今でもオランダのチーズ生産の60%はゴーダチーズだそうです。
低湿地帯にある港町なので、ペストなどが大発生しやすく、世界的な不景気の打撃も受けやすいため、街の歴史は不運続きです。特に18世紀から19世紀までは、オランダで最も貧乏な都市という汚名を着せられてしまったそうです。現在は、高級化が進み、美しい街並みを取り戻しています。
そして! 重要なことは、ゴーダ市のスタッドハウスはオランダ市で最も歴史あるゴシック建築であるということ。
ゴーダ市の繰り返す発展と衰退、そして、その栄光を取り戻す様を見守ってきたってことですね。この建物をモデルにするなんて、ハウステンボスやるじゃん! って思うのは私だけじゃないはず(ですよね?)。
ハウステンボスのスタッドハウスの地図
ハウステンボスのスタッドハウスの地図はこちら(Google Map より埋め込みを利用して掲載)です。ハウステンボスのスタッドハウスがある場所は、現在アムステルダムシティと呼ばれていますが、これはHISに経営が移ってしばらく経ってから(2013年3月ごろ)名称を変えたもの。以前、この場所は、ビネンスタッド(Binnenstad)という名称でした。Binnenstadっていうのは英語でいうところのDowntownです。
それでもって、ハウステンボスのスタッドハウスがある広場は、アレキサンダー広場(オランダ語ならAlexanderplein、英語ならAlexander Place )だったのですが、今はアムステルダム広場という名前になっています。
まあ、どっちにしても街の中心ってことは同じよね。
なお、本国オランダには Alexanderplein と名前のつく場所が少なくとも2箇所あり(きっともっとあるけど)、一つはアムステルダムもう一つはデン・ハーグにあるようです。
スタッドハウスウエディング
ハウステンボスのスタッドハウスでも、ゴーダ市のスタッドハウスでも結婚式ができます。ハウステンボスのスタッドハウスは、まあ、ほら、テーマパークだし、分からんでもないですが、ゴーダ市の市役所で結婚式!? と、思われる方も多いのではないでしょうか?
実は、ヨーロッパでも北米でも、市役所(英語だと City Hall)で結婚式は普通。市の結構な収入源になっているのです。例えば、私が住んでいる市では平日でだいたい16,000円くらい、土日で25,000円くらいで結婚式が挙げられます。もちろん、披露宴とかは別です。平日なら、そのまま結婚届が出せて便利。
ゴーダ市のスタッドハウスウェディング
オランダ語読めないけど、Google Translate 先生にお世話になりながら、執念で見つけました(笑)。オランダ語で市役所はStadhuis なのに、ゴーダ市のスタッドハウスったら、オランダ語古語のStadhuysってスペル使ってるんだもん。見つからない見つからない見つからない!ゴーダ市のスタッドハウスの公式ホームページはこちら。
ゴーダ市のスタッドハウスで挙げられる結婚式について記載してあるページはこちらです。ちなみに「結婚する」 に相当するオランダ語が「TROUWEN」だそうです。これ探すのも大変でした。フツー知らんがな、知らんよね?
ハウステンボスのスタッドハウスウェディング
ハウステンボスでは、スタッドハウスの他、パレス・ハウステンボス、ホワイトシンフォニー(チャペル)、運河、ホテルヨーロッパのポンツーンなどで結婚式が挙げられます。ちなみに、妹もハウステンボスで挙式しました。どのスタイルかはナイショ。
ハウステンボスのウェディングについての公式ホームページはこちら。
スタッドハウスウェディングについて記載してあるページはこちらです。
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